私は、超特急8号車に乗車した。

 

 

2023年 9月23、24日

 

有明アリーナで開催された

STARLIGHT TOKYO 2023

というフェスで、

 

私は、超特急に初乗車した。

 

 

結論から言うと、

 

とんでもなく楽しかった。

 

今までの人生で一番楽しいライブだった。

 

 

そして、

 

「楽しい」だけじゃない、

 

新たな感情もいくつか発見できたので、

 

記録しておきたいと思う。

 

 

 

 

まずは初乗車に至るまでの経緯を簡単に。

 

特に劇的なドラマがあるわけではないのでほんとに簡単に。

 

 

2023年7月のはじまり。

 

YouTubeのホームに現わされたひとつの動画。

 

「みなと商事コインランドリー」

 

シーズン2放送に先駆け、シーズン1を期間限定で配信するものだった。

 

 

サムネが綺麗だった。

 

 

3話のプールに落ちたあと

 

キスしようと近づくシンの口を

 

手でふさぐ湊さん。

 

 

もとよりBL作品は好きだったし、

 

なにより私は面食いなので、

 

端正な顔立ちのふたりの物語に惹かれるのはたやすかった。

 

 

ドラマとしても大変面白く、1話で好きになったが、

 

見れば見るほどに、

 

 

 

湊さんが可愛くて仕方がなくなった。

 

 

シンも言っているが、

 

「くるくる表情変わるとこ

 

すげぇ可愛いなって思う」

 

 

私も同感だ。

 

 

 

配信を何度も何度も見返して、

 

早く続きが配信されないかとそわそわして、

 

 

ついには待ちきれず、

 

DVDも原作漫画、小説も、ビジュアルブックまでも購入してしまった。

 

 

ここまでわずか数日。

 

 

 

いったん物語を終え、

 

これから続きが始まるのかとわくわくしながらも、

 

私は、

 

湊さんが気になって気になって。

 

 

湊晃というキャラクター自体ももちろんだが、

 

 

湊さんの奥にいる、

 

湊さんの表情をつくりだし、

 

湊さんの言葉を発する声の持ち主。

 

 

はじめて見る俳優さんだ、どんな人だろう。

 

EDでお名前を確認する。

 

草川拓弥さん。覚えた。

 

 

 

隣にまだ文字が。

 

 

 

 

(超特急)

 

 

 

 

ちょうとっきゅう。

 

 

 

 

 

 

どこで知ったか、

超特急がダンスボーカルグループだと認識していた。

 

ぼんやりと、アイドルなんかなぁと思った私は

興味をそそられていたが、

 

しばらくは見ないふりをしていた。

 

 

 

 

見てしまったら最後、この興味の持ち方は危ない。

 

 

しかし、ブレーキをかけたい気持ちとは裏腹に、

 

湊さんの奥の存在への興味は募るばかり。

 

 

 

 

私は基本的に、

 

「推し」の声が好きだ。

 

声が好きな人を推してしまう、ともいえる。

 

 

湊さんは私の好みの声を出すのだ。

 

低すぎず、高すぎず、

 

少し鼻にかかったような声。

 

顔の表情だけでなく、

 

声にもさまざまな感情をのせて話す湊さん。

 

 

 

 

 

その声を持った草川さんの歌が聴いてみたい。

 

 

 

 

 

そう思ってしまった心は止められず、

 

最初に見たのは「Call My Name」のMVだった。

 

 

 

 

 

いや、歌ってないんかーーい!

 

 

 

 

と、期待は外れてしまったが、

 

 

ボーカル2人にダンサー7人という構成

 

耳に残るハイトーンなツインボーカル

 

今まで見てきたアイドルたちとはまた毛色の違ったダンス

 

 

興味の惹かれることは多かった。

 

 

だが、衝撃的に惹かれることもなく、

 

湊さんが踊ってたなぁ、と思っただけ。

 

 

 

 

 

のはずだった。

 

 

 

 

 

様子が違っていたのは、

 

 

数回聴いただけのメロディーが頭から離れないこと。

 

 

最高すぎるでしょ?

 

Call My Name Call My Name

 

 

何度も頭の中でリピートされる

 

ついには口ずさんでしまった

 

 

 

なんなんだこの癖になる感じは。

 

 

気づいたら何度もMVを見ていたし、

 

こんな長尺無料でいいんか??

 

と思いながらメイキングも繰り返し、

 

見れば見るほどに、

 

なんかいいかも…!

 

と思い始めた。

 

 

 

 

ここからはまさに超特急のスピードで、

 

シャッフルダンスしたら

切れてるお肉はなんですか〜♪と歌い、

ですよ。さんになったり、

 

筑前煮の出汁がいたく気に入り

なんでも美味いと言い続けたり、

 

ダチョウの卵を入れるためのボウルで

突然タカシさんを叩いて爆笑したり、と

 

色んなタクヤさんが気に入り好きになり、

 

 

最終的には、

 

B9収録の2022年8号車の日のライブ映像を見て

 

夢8きっぷ購入、8号車乗車に至る。

 

 

 

みなしょーに出会って8号車乗車まで、

 

わずか2週間。

 

 

人生初の出来事で驚いていたが、

 

不思議と不安はなく、

 

 

ただただファンになれたことが嬉しかったのだ。

 

 

 

 

 

さて、好きになったからには、

 

ライブに行きたい。

 

 

そう思うのは自然だった。

 

 

 

乗車直後にB9ツアーの大阪公演があり、

 

たまたま休日でベッドでごろごろしていた私は

羨ましくて仕方なかった。

 

 

どんな頻度でライブがあるのかわからないし、

 

そもそもチケットが取れるのかもわからんけど、

 

 

いいなぁ。

 

もし来年ツアーがあったら絶対行きたい。

 

8号車の日は必ずライブがあるのかな、

 

いつか行ってみたい。

 

 

 

 

そうのんきに考えていた私は、

 

この約2か月後に、

 

超特急に初乗車できるとは夢にも思っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなりすぎた。

 

簡単に、と書いたのがフラグすぎた。

 

 

もはや8号車乗車までの記録になったので、

 

次回、超特急のライブ初乗車に続きます。