私は、超特急に初乗車した。

 

 

さて、話は前回記事の冒頭に戻り、

私は、

2023年9月23、24日

有明アリーナで行われた

STARLIGHT TOKYO 2023 にて

超特急のライブに初乗車した。

 

 

 

感想を述べる前に、

言っておかなければならないことがある。

 

フェスの冒頭、

隣の8号車様に声をかけていただいたのだ。

 

フェスというものも超特急のライブも初めてで、

右も左もわからんが、

とりあえず全部楽しめ!

精神でいた私は、

トップバッターのLUN8さんのことは

何一つ知らなかったが、

初めて見る韓国アイドルの予想以上の魅力にときめき止まらず、

「まって、めっちゃ可愛い……」

というでっかい独り言とともに

顔を両手で覆いながら悶絶していた変な隣人にもかかわらず、

「お好きなんですか?」

とたずねてくれた優しいお姉様でした。

 

 

紫とピンクのペンライトを持っていた私に、

リョウガさん推しですか?」

とたずねられ、

 

いやっ、あの、

推しはタクヤさんなんですけど、

リョウガさんはなんというか別枠で…

でも今日が初乗車でっ、

緑のペンライト買えなくて、

それでこの色を…

 

などと聞かれてもいないややこしいオタクの話を

聞いてくださるばかりか、

私の初乗車を喜んでくださり、

なんとお手持ちの緑のペンライトを貸してくださって…!!!!

 

ずうずうしくも序盤からずっと緑を振らせていただき、

この感動と感激と感謝とをなんと表現したらよいのやら…

 

しかもほかのアーティストさんの時も

終わるたびにお話ししてくださって、

不安や疲労を感じることなく、

初乗車を迎えることができました。

 

 

この感謝と喜びは、

この先一生忘れることはなく、

私の8号車人生、

そして推しのいる人生に

ずっと残り続ける思い出になりました。

 

すぐにこうして激重感情を生み出してしまう人間なので

大変申し訳ないですが、

とっても感謝しております!

ありがとうございました!

 

 

 

ちなみに、

初乗車時に隣や周りの8号車さんに話しかけてもらって、

という話は目にしたことがあり、

そんな夢のような世界があるんか、

と感動していたのですが、

夢を現実に体感してしまい、

あらためて、超特急には夢があるし、

夢をかなえてくれるんだ…!

と、またひとつ超特急が好きになりました。

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんなこんなで

楽しくフェスは進み、

いよいよ超特急の出番が来たのです。

 

 

それまでのグループのパフォーマンスのすばらしさと、

お隣の8号車様のおかげで、

私のテンションと興奮は最高潮に。

 

 

 

 

初めて体感する超特急

 

期待していたMORAMORAのイントロが聴こえ

 

超特急の姿が照らし出されたとき

 

 

私は泣いていた

 

 

何度味わってもたまらない

好きになって

あこがれてあこがれて

やっと会いに来れた

そんな推しを初めて見たときの

喜びは。

 

 

 

 

 

ただただ

嬉しかった。

 

超特急を全身で体感して

好きを

楽しいを

興奮を

喜びを

おもっきりペンライトを振って

おもっきり声を出して

おもっきり笑って

表現できることがほんとうに楽しかった。

 

なによりね、

私も8号車なんだ!

って実感できたことが

嬉しかったんだよ。

 

 

ファンになるって曖昧なもので、

今日から8号車です!

といえば誰でもなれるもんだから、

夢8入ってライブ映像見て曲聴いて、

私も8号車名乗るぞ…!と意気込みはしたものの

少しの不安と自信のなさを抱えていた。

 

 

でも、

思っていた通り、

 

いや、思っていた以上に

 

超特急のライブは

自由に楽しいを表現できて

 

超特急のパフォーマンスと

8号車の声援とが

合わせて超特急のライブなんだ!

と実感した。

 

 

 

まさに、

コミュニケーションだった。

 

超特急の表現するものを受け取れて

それに歓喜の声を届けることができて

一緒に曲を楽しめた。

 

一方通行じゃなくて

お互いに届けあっていた。

 

 

私はあの日

超特急に会えたし

一緒にライブができたと

胸張って言える。

 

 

 

今まで、少ないながらも

様々な方のライブに行ったことはあるし、

どれも楽しかったけど、

 

超特急のライブほど

満足感のあるライブは初めてだった。

 

 

 

その証拠に、というか、

その結果、

 

ライブ直後の

どうしても感じてしまう

ああ、終わってしまった

さみしいな

 

という感情が

 

一切ないのだ。

 

 

 

 

これ、私的大発見であり衝撃的なことでして。

 

どうしても、

どれだけ楽しくでも、

いやむしろ楽しければ楽しいほどに、

明日から日常に戻ることへのさみしさや

少々の嫌悪感、倦怠感は

逃れられなかった。

 

 

でも、

超特急のライブにはそれがないの!

 

 

 

なんでなんで???

 

 

 

 

自問しながら帰路につき、

私は夜行バスを降りた早朝に気づいたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超特急のライブは

 

「非日常」

 

ではないからだ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はライブに、「非日常」を求めていた。

 

日常の大変なこと、つらいこと、しんどいこと、

いったん全部置いて、

この時間だけは全力で楽しむ。

この時間だけは夢を見る。

 

そんな気持ちで迎えるライブは、

日常の原動力にもなるが、

終わった後の喪失感も大きかった。

 

それは一時のもので、

時間が経てば薄れていくが、

直後のその感情は、

苦しかった。

 

 

 

 

 

でもね、

超特急は、

そんな苦しみを感じさせてくれなかった。

 

存在していたのかもしれないけれど、

それ以上に、

圧倒的に、

 

喜びが勝り、

嬉しさが勝り、

幸福感で満たされている。

 

 

 

 

 

 

次の現場が決まっている、

というのもあるかもしれない。

でも、それだけじゃ説明つかないくらいに、

幸せなのだ。

明日が楽しみで仕方ないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が「非日常」と表現していた中には、

現実逃避が少なからず含まれていて、

だからこそ虚しさを伴ってしまった。

 

 

 

けれど8号車になったからには、

もう「非日常」は要らない。

 

 

超特急とともにいれば

日常は楽しく彩られるから。

 

 

 

超特急のライブは、

私にとって、

 

「特別な日常」だ。

 

 

 

特別な日だから、

その日までわくわくしながら頑張るし、

当日は全力で楽しむし、

そして次の日からも

ライブで得た活力、幸福感をもって頑張れる。

 

得るものしかないな。

 

使うのはお金と時間と体力くらいなもんで。

 

それで幸せが得られるのなら喜んで。

 

 

 

 

 

 

 

 

なにはともあれ、

とても楽しかった!

 

また必ずライブに行く。

 

一緒にライブし続けたいから乗車し続ける。

 

ドームで乗車する日まで

絶対に8号車で居続ける。

 

もちろん夢のその先もずっと8号車でいたい。

 

 

いつか

 

いつの日か訪れる

 

 

超特急停車のその日まで

 

一緒に走り続けたい。

 

 

 

 

 

私が超特急に求めることはただひとつ。

 

 

ずっと超特急らしくあってください。

 

超特急が超特急であるかぎり、

私はずっと愛しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは余談ですが、

 

4推しで挑んだ初乗車でしたが、

 

大好きな推しのダンスも表情も

それはそれはかっこよく可愛く最高!でしたが、

 

 

 

リョウガさんに惚れた恋心が止められず目が離せず、

 

あげく、

 

マサヒロ様にノックダウンされ、

跪きお仕えしたい…っっ

 

 

というまさかの激重感情を生み出してしまうとは

思ってもみない未来を迎えてしまいました。

 

 

 

 

 

 

以上、初乗車記録でした。

超特急へ、

心からの感謝と愛をこめて。

 

 

 

私は、超特急8号車に乗車した。

 

 

2023年 9月23、24日

 

有明アリーナで開催された

STARLIGHT TOKYO 2023

というフェスで、

 

私は、超特急に初乗車した。

 

 

結論から言うと、

 

とんでもなく楽しかった。

 

今までの人生で一番楽しいライブだった。

 

 

そして、

 

「楽しい」だけじゃない、

 

新たな感情もいくつか発見できたので、

 

記録しておきたいと思う。

 

 

 

 

まずは初乗車に至るまでの経緯を簡単に。

 

特に劇的なドラマがあるわけではないのでほんとに簡単に。

 

 

2023年7月のはじまり。

 

YouTubeのホームに現わされたひとつの動画。

 

「みなと商事コインランドリー」

 

シーズン2放送に先駆け、シーズン1を期間限定で配信するものだった。

 

 

サムネが綺麗だった。

 

 

3話のプールに落ちたあと

 

キスしようと近づくシンの口を

 

手でふさぐ湊さん。

 

 

もとよりBL作品は好きだったし、

 

なにより私は面食いなので、

 

端正な顔立ちのふたりの物語に惹かれるのはたやすかった。

 

 

ドラマとしても大変面白く、1話で好きになったが、

 

見れば見るほどに、

 

 

 

湊さんが可愛くて仕方がなくなった。

 

 

シンも言っているが、

 

「くるくる表情変わるとこ

 

すげぇ可愛いなって思う」

 

 

私も同感だ。

 

 

 

配信を何度も何度も見返して、

 

早く続きが配信されないかとそわそわして、

 

 

ついには待ちきれず、

 

DVDも原作漫画、小説も、ビジュアルブックまでも購入してしまった。

 

 

ここまでわずか数日。

 

 

 

いったん物語を終え、

 

これから続きが始まるのかとわくわくしながらも、

 

私は、

 

湊さんが気になって気になって。

 

 

湊晃というキャラクター自体ももちろんだが、

 

 

湊さんの奥にいる、

 

湊さんの表情をつくりだし、

 

湊さんの言葉を発する声の持ち主。

 

 

はじめて見る俳優さんだ、どんな人だろう。

 

EDでお名前を確認する。

 

草川拓弥さん。覚えた。

 

 

 

隣にまだ文字が。

 

 

 

 

(超特急)

 

 

 

 

ちょうとっきゅう。

 

 

 

 

 

 

どこで知ったか、

超特急がダンスボーカルグループだと認識していた。

 

ぼんやりと、アイドルなんかなぁと思った私は

興味をそそられていたが、

 

しばらくは見ないふりをしていた。

 

 

 

 

見てしまったら最後、この興味の持ち方は危ない。

 

 

しかし、ブレーキをかけたい気持ちとは裏腹に、

 

湊さんの奥の存在への興味は募るばかり。

 

 

 

 

私は基本的に、

 

「推し」の声が好きだ。

 

声が好きな人を推してしまう、ともいえる。

 

 

湊さんは私の好みの声を出すのだ。

 

低すぎず、高すぎず、

 

少し鼻にかかったような声。

 

顔の表情だけでなく、

 

声にもさまざまな感情をのせて話す湊さん。

 

 

 

 

 

その声を持った草川さんの歌が聴いてみたい。

 

 

 

 

 

そう思ってしまった心は止められず、

 

最初に見たのは「Call My Name」のMVだった。

 

 

 

 

 

いや、歌ってないんかーーい!

 

 

 

 

と、期待は外れてしまったが、

 

 

ボーカル2人にダンサー7人という構成

 

耳に残るハイトーンなツインボーカル

 

今まで見てきたアイドルたちとはまた毛色の違ったダンス

 

 

興味の惹かれることは多かった。

 

 

だが、衝撃的に惹かれることもなく、

 

湊さんが踊ってたなぁ、と思っただけ。

 

 

 

 

 

のはずだった。

 

 

 

 

 

様子が違っていたのは、

 

 

数回聴いただけのメロディーが頭から離れないこと。

 

 

最高すぎるでしょ?

 

Call My Name Call My Name

 

 

何度も頭の中でリピートされる

 

ついには口ずさんでしまった

 

 

 

なんなんだこの癖になる感じは。

 

 

気づいたら何度もMVを見ていたし、

 

こんな長尺無料でいいんか??

 

と思いながらメイキングも繰り返し、

 

見れば見るほどに、

 

なんかいいかも…!

 

と思い始めた。

 

 

 

 

ここからはまさに超特急のスピードで、

 

シャッフルダンスしたら

切れてるお肉はなんですか〜♪と歌い、

ですよ。さんになったり、

 

筑前煮の出汁がいたく気に入り

なんでも美味いと言い続けたり、

 

ダチョウの卵を入れるためのボウルで

突然タカシさんを叩いて爆笑したり、と

 

色んなタクヤさんが気に入り好きになり、

 

 

最終的には、

 

B9収録の2022年8号車の日のライブ映像を見て

 

夢8きっぷ購入、8号車乗車に至る。

 

 

 

みなしょーに出会って8号車乗車まで、

 

わずか2週間。

 

 

人生初の出来事で驚いていたが、

 

不思議と不安はなく、

 

 

ただただファンになれたことが嬉しかったのだ。

 

 

 

 

 

さて、好きになったからには、

 

ライブに行きたい。

 

 

そう思うのは自然だった。

 

 

 

乗車直後にB9ツアーの大阪公演があり、

 

たまたま休日でベッドでごろごろしていた私は

羨ましくて仕方なかった。

 

 

どんな頻度でライブがあるのかわからないし、

 

そもそもチケットが取れるのかもわからんけど、

 

 

いいなぁ。

 

もし来年ツアーがあったら絶対行きたい。

 

8号車の日は必ずライブがあるのかな、

 

いつか行ってみたい。

 

 

 

 

そうのんきに考えていた私は、

 

この約2か月後に、

 

超特急に初乗車できるとは夢にも思っていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなりすぎた。

 

簡単に、と書いたのがフラグすぎた。

 

 

もはや8号車乗車までの記録になったので、

 

次回、超特急のライブ初乗車に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私には、推しがいる。

 

 

 

 

私には、推しがいる。

 

 

 

 

 

 

 

初めて「推し」と呼べる人ができたのは、

中学入学直前の春のこと。

嵐の二宮和也さんを好きになった。

 

それから10年以上の月日が経ち、

グループや人は変わっていったが、

私にはずっと「推し」がいる。

 

そもそも「推し」とは何か。

人によって定義の仕方は様々にあるだろうが、

私が定義するとすれば、

 

「推し」とは、

その人の表現するものを好きだと感じ、

その人の活動や人生そのものを応援したいと思える存在である。

 

 

きっと世の中には、芸能人など誰かのファンになったことはないという人もいるだろう。

けれど私には絶えず推しがいるし、

人生のターニングポイントに合わせて推しを探してしまうのだ。

 

 

どうして「推し」という存在をつくってしまうのか。

現実逃避か?劣等感の裏返しか?愛されたい欲求なのか?ただのイケメン好きか?

 

どうしてこの人を「推したい」と思うのか。

今までの推しを並べればある程度の傾向性はあるかもしれないが、

共通点が必ずしもあるわけじゃない。

好きになるポイントはその時々で移り変わっていく。

 

ていうかそもそも「推す」って何?

「応援する」ってなにすんの?何したら満足できんの?

私から推しにできることなんてあるんか??

一方通行ばっかで満たされない欲を抱えて落ち込むこともしばしば。

 

いつもいつも、

誰かを推しながらも、

どうして私は推しを求めてしまうのだろうかと

ぐるぐる自問し続けていた。

 

 

現時点で、ある一つの答えが出せたので、

記録しておきたいと思う。

 

 

 

私に「推し」がいる理由。

 

それは、私という人間の傾向性なんだと思う。

 

 

ステージ上でパフォーマンスをする人と

それを客席で観る人がいる。

 

この二つの役割を考えたときに、

私は絶対に

客席にいる人間になる。

 

「推したい」という感情のなかには「憧れ」も含まれてはいるし、

私は常々、

来世はイケメンになってきらきらのアイドルになりたい

という願望を抱いて生きているので、

羨ましいと思うこともある。

 

けれど、私はどうしたって、

ステージに立つよりも、

客席から見守り、声援を送り、

少しでも何か役に立ちたい、支えたいと思ってしまう人間なのだ。

 

「推す」か「推される」か、

どちらの役割を持つべきかと言われれば、

自分は「推す」側の人間だ。

 

これは、私はアイドルでもアーティストでもない一般人だし、という理由ではなく、

私はそういう役割を持った人間だからだ、と考えている。

 

だから私には、「推し」がいる。

これは私の役割だから、ある種必然なのだ。

自然なことなのだ。

 

 

 

 

「推し」がいる理由は分かった。

 

では次。

なぜこの人を推すのか。

 

 

 

私が今までに「推し」と呼ばせていただいてきた人たちと時期を振り返ってみる。

 

 

中学~大学1年頃

二宮和也

丸山隆平

有岡大貴様 

高橋優様

 

大学2年~社会人2年目頃

寺島拓篤

野上翔

PON様

来栖翔様

冬美旬様

 

社会人2年目~現在

岸優太様

浮所飛貴

タクヤ

 

 

 

ああ、こんなにたくさん。

移り変わってきてしまったけれど、

どのお方も私にとってはずっと大切で大好きで感謝してやまない方々だ。

 

ここで私が知りたいのは、

推しが変わっていく理由である。

 

今までは、自分の短所である、

熱しやすく冷めやすい、飽きっぽい

それが原因だと思っていた。

 

 

まあ、そうなのかもしれない。

全否定はできないな。

ただ今は、肯定的な部分に焦点をあてたいから、

こう考えてみる。

 

 

その時の私にとって必要なものを与えてくれる存在が「推し」になってくれた、と。

 

 

ある友達の言葉でずっと心に残っているものがある。

 

推しが推しになるのは、

推しの活動と

自分の人生と

時代と

3つが重なり合致したときに「推し」になる。

 

何年も前の、深夜に語り明かしていた時の言葉だから、

自分の解釈をかなり濃くしているとは思うが、

この言葉を聞いたときに妙に納得したことを今でも覚えている。

 

 

 

いくつか例を挙げると、

嵐を好きになったのは、

彼らが10周年を迎えた人気絶頂期。

同世代なら共感してくれる人も多いだろうが、

花男山田太郎ものがたりにはまった一人である。

流星の絆も好きだったなぁ。

 

二宮さんがかわいくてかっこよくて仕方がなかった。

二宮さんのビジュアルは今でも私の永遠の好みだし、

二宮さんの怒る、怒鳴る演技が大好きだった。

 

二宮さんが誰かを好きになる気持ちや

好きでいることが日常をこんなにも彩ってくれるということを

初めて教えてくれた人だった。

 

この頃からかな、自分から進んで好きになるものややりたいことを見つけられるようになったのは。部活や進学の道選びもその中の一つだったと思う。

 

 

 

大学時代に出会った声優の寺島拓篤さんは、

私にとってまさに「理想の人」だった。

 

あ、恋愛の意味ではなく、

人としての理想。

こんな生き方したいと思わせてくれた人。

 

 

物心ついた時から存在した劣等感というものが、

学生時代に順調に育ち、

大学生でピークを迎えて、

何にもやる気が起こせない時期が続いてた。

 

これから先の人生、前向きに生きていく勇気もなけりゃ、

辞めたくても辞められなかった。

 

そんな時、寺島さんが紡ぐ言葉に何度も救われた。

彼は、真っ暗で何も見えなかった

私の人生という道を照らしてくれた希望の光だ。

 

生きていくことがどうしようもなくいやになっていた私に、

この人みたいに生きれたら

この人に会いに行きたい

この人の言葉を聴いていたい

この人を好き人たちと仲良くなりたい たくさん話したい

 

たくさんの「したい」をくれた。

希望そのものだった。

 

 

 

寺島様の生き方で、今でも大切にしていることはいくつもあるけれど、

中でもよく思い出すしまねしていることは、

 

誕生日は周りに感謝をする日

ということ。

 

 

寺島様は常に感謝を忘れず、伝えられる人だ。

そして、とても謙虚な人。

 

誕生日は自分が祝福されることを望むのではなく、

自分が周りの人たちのおかげで生かされていることを感じ、

伝える日にされている。

 

私も見習い、

自分の誕生日には周りの方々へ感謝を、

誰かの誕生日にもその人への感謝を伝えられるように

これからもしていきたい。

 

 

こんなふうに今、

好きなものを好きだと言えることも、

寺島さんが教えてくれたこと。

好きなものが多いって楽しい!

オタクさいこー!

と思わせてくれたから、

私は今でも好きな人が増えることを肯定できる気がする。

 

 

 

 

 

 

最後のひとりにする。

 

 

岸優太さん。

 

 

 

寺島さんを通じて知り合ったフォロワーさんが最近好きになったらしい。

キンプリってザ・王道きらきら王子様アイドルだよなぁ。

まぶしすぎるかしら。

 

そんなこと思いながらも注目してみた

とある音楽番組。

 

 

 

他のみんなももちろんかっこよかったが、

 

 

岸くんを見つけた。

 

 

 

 

いや、正確には、

見られた。

 

 

 

カメラ越しに、目が合ったのだ。

 

 

 

まっすぐにカメラを見つめる彼の瞳は

確かに画面の向こうの人たちを見ていた。

 

画面を見ていた私は、

その瞳から目を離すことができず、

見惚れてしまった。

 

その一瞬で彼に惹かれ、ファンになった。

 

 

 

 

彼をはじめ、King & Princeには、

たくさんの、とても大きな

愛を与えてもらった。

 

 

愛されたかった。

ううん、愛されていることは知っている。

でも、実感したかった。

目に見えないけど、確かに愛されていると実感できるくらいの

愛を求めていた。

 

 

キンプリは常に、ずっと、

ティアラに愛を注ぎ続けている。

 

身近な存在でない、

でもだからこそ、

普遍的で無償の愛、

大きくて与え切りの愛を与えられるのだ。

 

愛に満たされた私の心は、

彼らからだけでなく、

周りの人たちから与えられる愛にも気づけるようになった。

 

 

愛を求めるばかりだった私が、

すでに与えられていることに気づき、感謝し、

私も与える側の人になろうと思えた。

 

愛を教えてくれた人だった。

 

 

 

 

私はキンプリや岸くんからたくさん愛をもらったが、

岸くん自身は、とても愛される人らしいと知った。

 

 

 

超がついても足りないくらいの天然。

彼の発言や行動は、正直意味が分からないことも多々あったが、

これだけはわかった。

 

 

こんなに愛される人はめったにいないということ。

 

 

 

同じジャニーズの方々がよく口にされていた、

 

「岸のこと嫌いなやつはいない」

 

 

身近にいる人がここまではっきりといえるのは信頼できる。

 

みんな岸くんのことが大好きで、

岸くんの周りには笑顔が絶えず広がっていた。

本人も、人を笑わせることが好きだった。

そのために生きている人だった。

 

 

 

そんなにも愛される人なのに、

当の本人はとても謙虚。

そして自分に厳しい。

 

妥協せず、努力を努力と思わず至極当然のように重ねている。

いつだって真剣勝負、全力投球の彼は

しびれるくらいかっこよかった。

 

 

 

 

 

彼のこれからの活動や生き方はわからないけれど、

 

彼を愛する多くの人のなかの一人として、

 

これからも彼を愛し続け、幸せを願い続けたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長いな。

 

そろそろ締めようと思う。

 

 

 

 

この長い語りの結論は、

 

 

 

私には、「推し」がいる。

 

そのことを誇りに思い、

これからも「推し」を推し続けたい。

 

 

推しも人間だから、

完璧ではないし間違うこともあるかもしれない。

 

それを知ることもあるかもしれないし

知ることはないかもしれない。

 

 

「推し」と「ファン」は

所詮そんな関係なのだ。

見せたいものだけを見せ合う関係。

 

 

だったらいらん疑を持つより、

そんなもん捨てて、

100%信頼だけをもって、

好きなとこだけを見て、探して、見つけて、

 

ああ!好きだ!大好きだ!!

 

ありったけの思いをさけぶだけでいいじゃないか。

 

 

 

今からだって遅くない

 

人の目なんて気にしない

 

貯めに貯めたこの思い 

 

すべて言葉にしてやれ

 

 

 

 

 

私は「推し」を愛してる!